福満寺

 

かわなの「ひよんどり」は、本尊薬師如来が福満寺に勧進された応永三十三年(1426)の年号が記されていることから、その始まりと考えられています。それは井伊家が引佐の山谷の各地に一族を配して盛り返そうとした丁度その時に当たります。その後約600年の間、川名の里の人々はこの伝統芸能を継承してきました。

平成6年、国の重要無形民俗文化財に指定されました。五穀豊穣、子孫繁栄を祈る祭礼で、火踊りがなまり伝えられたのが、「ひよんどり」の名称の起こりといわれ、現在28番の祭事があり、特に、若者の水垢離と堂前での大松明との“もみあい”は見ごたえのある祭事です。

もみあい
福満寺入り口

その後、堂内に投げ入れられた松明は若者によって揉み消され、そこから福満寺薬師堂での堂内祭事が始まります。まず五穀豊穣、子孫繁栄、家内安全を願い歌が読まれ、続いて大禰宜の舞(マンゼ)、小禰宜の舞(チントト)が行われ四方を浄める式が行われた後、若連が次々に登場して舞を披露します。

大禰宜
順の舞

 

「教育学術文化スポーツ功労」表彰 

 

この伝統芸能の保存・継承に力を尽くしてきた「ひよんどり保存会」は、平成29年文化の日に平成29年度静岡県知事表彰にて「教育学術文化スポーツ功労」 の表彰を受けました。

表彰状